私たちは安心と本物の美味しさを追求しています。そのために「稲」本来の生命力を引き出す米作りに取り組んでまいりました。
有機質肥料をベースとした土中微生物に留意した土つくりを柱に、あとは大潟村の豊かな大地、風や光を最大限に利用して育てました。
この豊かな自然の恵みを是非、ご堪能下さい。
《大潟村と八郎潟》
大潟村は、八郎湖を干拓して出来た村です。
八郎湖は、琵琶湖に次ぐ日本第2位の広さを持つ湖でした。
八郎湖の南端の一部は日本海と繋がったままであり、淡水と海水が入り混じる湖として、盛んに漁が行われていました。
水深は深いところで4~5mと浅く、湖底は平坦で肥沃な土壌であったことから、古くから干拓適地として考えられていたようです。
戦後の食糧難の時代、主食である米の一大生産拠点とするべく八郎湖干拓事業が計画されました。そして昭和32年に国家事業として八郎湖の干拓が着手され、昭和44年4月に大規模機械化農業のモデル農村たるべく、完成しました。
ちなみに干拓と埋め立ては違いますのでご注意下さい。干拓とは堤防を築いた後に内側の水を汲み出し、陸地とするものです。すなわち大潟村は海抜0m以下の、八郎湖の湖底に存在している事になります。